アート

アーティストファイル2010、六本木クロッシング

土曜日に六本木の美術館をハシゴ。陽気でいい日だった。 最近ようやく六本木ヒルズ及び六本木の街の構造が掴めてきて、ヒルズのしたを潜る道路を使って乃木坂に行く最短ルートとかを覚えた。街の構造を把握してから改めて昼ズを見るとその規模と構造に感動す…

オペラシティの巨人

ICCの展覧会に行くために、初台のオペラシティに。電車代をけちって参宮橋から歩き。10分ぐらいの道のりで、起伏があって折れ曲がってて車がうるさくなく、おしゃれな盆栽カフェみたいなのがあったりした。アパート、マンションとも装飾の細部が凝っていて高…

池田亮司展の感想

レポートの転載なのですPart2。正弦波。 分解される音 今回の展覧会に共通するテーマは、より少ない基本的な要素への分解ということだと感じた。まず細かく数字がエッチングされた作品は、たまたま彫刻の作品のようになっているが、数字だけを表すという至極…

「骨」展とトークイベント感想

レポートの転載なのです。骨。 1.トークイベント感想 takram design engineering のトークイベントに参加した。今回出展したPhasmaの話やそもそもtakram とは何かという話もされていたのだが、ミラノ・サローネに展示したというOvertureという作品についての…

池田亮司展

展覧会の入り口付近にある開催概要が、日本語と英語で違っていた。日本語では具体的なことは書かれずほんとに概要なのに対し、英語では作品名もあげてのすこし詳し目の解説。開催概要にはたまにこういうことがあるんだけど、やめてほしい。なんでわざわざ変…

ダリ展

名古屋市美術館のダリ展見に行ったでよー。 ということでダリ展。なんだけどあまり面白く感じなかったなー。この前見に行った若冲展と比べると。*1シュールレアリスムが好きではないのかも。あの心象風景じみたのが苦手なのかな。エヴァの最後の方みたい。と…

若仲と江戸絵画展

凄かった。伊藤若冲は天才。 テクスチャー、つまり質感の違いがかなりある筆の使い方を、一つの絵の中で共存させていて、まったく違和感が無い。 鶴の体とか筆で丸くするっと書いただけなのに偽物の臭さが一切ない。むしろ力強さが出ている。 プライス氏が最…

巡回展覧会と日本的美術館の効能

いきなりだけど、日本には世界でもまれな程、美術館(art museum)が多い。博物館も多いけど。各県に確実に県立美術館があるし、小さな規模の市でさえ市立美術館を持ってたりするし、財団経営の私立美術館も数多く存在してんの。 で、よくある批判が、収蔵に力…