あえて住基ネットに賛成

ゆとゆとは今日も元気ですと言いたい。の前身の「ボーダーの上」時代の発掘エントリ。


違憲判決プラス裁判長自殺で話題になっている住基ネット。恐らくかなりの人が反対していると思われるんですが、自分は賛成です。色々理由はあるんですが、結構便利なんだよね。ぶっちゃけ。特に国民総背番号制で怖いという面々。アホかお前らって話。もともと住民票で管理しているのに番号つけただけじゃんってね。


アメリカなんかは、社会保障番号というのがあって、それがないとかなりやれる事が制限されます。例えば運転免許証が取れないとか、まぁ色々。とにかく何をするにも、これが要求されます。銀行の口座を開いたり、何か個人情報の登録が必要な物には必ず要求されます。日本はアメリカと違うという野次が飛んできそうだけど、日本だって、民間の個人情報とその他、政府が持つ住基ネット以外の情報を使えば、網羅率は99%は軽く超えそうなもんです。


住基ネットのいい点は、手続きが早くなるという事です。特に住民票のやり取りなんかはかなり楽になったはず。その他、自分にとって一番重要なのは、住基ネットカードは身分証明書になるということ。免許証を持ってない人間は、公的な場所で使えるのは、保険証かパスポート。パスポートなんか、あんまり持っていたくないし、保険証は写真が付いていない。そんな時に住基ネットカード。写真付きでおまけにICチップ入り。公的機関発行。携帯もしやすい。と身分証明書にはピッタリの条件が揃ってます。発行も500円ぐらいなもんだったし。


さらに住基ネットって今ではあまり使われていないものの、使おうと思えばかなりの事が出来るはず。図書館の貸し出しカードとかにも出来るだろうし、その他、公的機関で使うカードに応用出来るはず。なのにしないのは面倒くさいからだろうな。総務省が先頭に立ってそういうことを実現すべきなのに、言う事は住基ネットの正当性のみ。役にたたねぇ役所。


写真無しを強制発行して送付すれば発行率100%になるので、それをやってしまえばいいのに、なんでやらないのかねぇ。さすがに非難囂々だからかな。


まぁぶっちゃけた話。なくなると運転免許証を取る気のない自分にとっては、便利なので住基カード無くなって欲しくないということです。個人的だけど、免許証を持ってない、運転出来ないマイノリティの意見という事で。意外に使い勝手がいいんだよ。あんまり否定しないでね。って言っても反対の人は安全性がどうのって言うんだろうね。反対するなら住基カード以外のソリューションを提供せよってのはどう?ダメか。