文章を明確化する事とその弊害

最近のここの日記、その他の文章をアップする場では、きちんとした文章を書く事にしてます。どういうことかというと、文意に沿わない文字列を削除したり、文章全体の意図にあわない文を削って、より意味が通る順序に組み替えたり、うまく書けてないと思ったら全面的に書き換えることをしてる。そういうことをして、より文章で言いたい事を明確化する。明確化する過程で、自分はこんな風に思ってたと気付ことも多いです。
だけど、明確化をすると、削った文章に含まれてた意図を削った事になるので、どうしても全部言い切った感じはしない。人間の思考は、言語でしているわけではなくて、あやふやなままなことが多いと思う*1。そのあやふやで曖昧な部分を明確化は削ってしまう。それが全てを言い尽くしてない感じに繋がってるんだよね。
ただ、明確化は絶対必要。明確化を経ないとただの自慰的な文章になる。昔の自分のここの文章はかなりがそうだなって思ってる。そこで、あやふやを残したい場合はどうするか?が今の僕にとっての問題です。

*1:少なくとも僕の思考は