「自分がやりたいこと」と嘘八百

 公式見解のごとく自分の意見を述べる必要が出るときがある。のんべんだらりと生活してるとそんなの滅多にないんだけど、大学てのはそれを週1回ぐらいは要求して来る。それは「あなたは何をしたい/してる人か」というので、毎回毎回同じことを書く。最初に苦労して書いたら2回目以降はそれの改変だから楽で、書いてるうちにどんどん自分は○○をしたいてことになっていく。そして数回目までいくとふと気付く。「本当に○○をしたいんだっけ?」と。こうなるとお手上げで、なにも書けなくなり、今までずーっと嘘ついてたことに気付いていたたまれなくなっておしまい。それの繰り返しを飽きもせずにしている。
 たまには嘘も書かないといけない*1のだけど、あからさまに媚びている文章を書くには精神的ハードルが高過ぎて死ぬ。書けないことはないけど無理。本名で書く文章に嘘は混入したくない。嘘を入れるのはペンネーム*2じゃないと無理。つまりこれは嘘。

*1:履修希望の多い授業は選抜という制度があって、選抜の課題は大抵文章を書かせる

*2:○○(本名)ではなく qt_fb が書く文章には嘘は楽々入る