特別支援学級

http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20090907/1252383861

以前に比べれば、日本の学校もだいぶこの点よくなってきていると思うが、高校のカウンセラーをやっている友人によると、やはり「アスペルガーADHDのように『病気』とはっきり認定されればまだいいけれど、そこまで行かない中間的なケースでは、どうしていいのかわからない」という話だった。

(なお、個人的には「政府がやる」という話はなにかとキライなので、極力民間ベースで進められるといいなと思っている。

なんとなく親の職業が否定された気がしたから言うけど。
「障害児学級」が「特別支援学級」に変わったのは、その病状に対して名前がつかないような生徒へのケアのためだったと思う。大枠では。もちろん実際はほぼ変わりないようなので名前が変わっただけという批判は免れないと思うが、いわゆる障害ではないかもしれないけど、問題がある、というあたりの子にも支援しますよ、という方針なのは確か。
だから、システム的に日本の初等中等の義務教育で学習支援が劣っているのは、それはお金がないだけで、ビジョンは問題ないのでは?民主党がもし高速道路より教育にお金*1をかけるとしてくれたらそのビジョンだって実現するかもしれない。期待して待てると思うのですがどうかしら?


で、今ちゃんと調べたのですが、「障害児学級」なる名称は無く、「特殊学級」だったんですね…。知らなかった。Wikipediaからの文科省へのリンクにとてもいいのがあって、参考になりました。
特別支援学級 - Wikipedia
特別支援教育について:文部科学省

*1:それこそ高校無料化とか