リアルとバーチャルをつなぐもの

ひと昔前よりURLを文字媒体で見かける事が少なくなった。CMによく出ているように最近は「○○」を検索系にシフトしたからだと思う。文字媒体ではそれをCMのようにわざわざ言う必要は無く、シンプルにSEOに力を入れればいいだけだ。つまりインターネットへの入り口としての役割は、URLから検索の文字列に移った。でもそれはあるところから情報を得て、別の場所であるコンピュータのなかでそれらの文字列を打つという作業になる。その手間を省き、直接ブラウザからアクセス出来るようにしようとしているのが、バーコードやQRコード、ARマーカーの存在。
なにが言いたいかって言うと、現状の文字媒体、特に雑誌は、より詳しく知りたい情報へのアクセスの手がかりとして、もっとARマーカーなんかを活用出来ないか、ということ。このごろ雑誌を読んでて、この本の詳しい情報を読みたい、レビューを知りたいと思っても、ブラウザの検索窓に文字を打ち込み、変換する手間を考えてついほっときがちになってた。現状の技術でこの状況を打開できるんじゃないかと思ったわけ。雑誌の書評なんかにISBNのバーコードが入るだけで結構いけるかもしれないし、さらに言うと現実空間にブックマークレットを置きたいし、雑誌のページをそのまま検索にかけたりしたいじゃん。