MUSIC MAGAZINE 5月号

Bjork特集の為だけに買ってみた。今考えるとブルジョアだ自分。Bjorkを色々知れたんだけど、こういう音楽雑誌の持つ独特な抽象性には辟易としたよ。あのライターがなんとも言えないハードボイルドチックな感想を書いてくヤツです。はい。


一番の収穫は、アイスランドBjorkの関係を扱った記事。ライターがアイスランドに行った事がある人で、その人の言った事を要約すると、「Bjorkはその容貌から、日本人に共感されている所があるけれど、実際は全く違う。自然と文字通り格闘して来たアイスランド人としての強烈な程の自意識がある」ということ。例として「Hunter」の歌詞を挙げてた。「わたしはハンター」と歌ってるんだね。


それを読むと、Bjorkの曲を聴いた時に感じる攻撃性の説明がついたと納得した。ライター曰くアイスランドというのはあまりにも自然環境が厳しい所。さらに、小国。そして彼の感想では国民はみな強烈なアイデンティティを持っている、と。