駐車場が家になる

ゆとベントカレンダー⑨

工事の音で目覚めるも二度寝。しかも最初に目覚めた次点でガーミン的には体力満点だったので寝過ぎである。都会は常に工事している。しかし郊外の実家に帰っても工事していた。駐車場だった場所に分譲の家を作っていた。我が実家の郊外は、地元名門企業の不動産会社が街のかなりの土地を所有している。そして、千鳥足のように開発していくので年齢構成と家の密度を数十年単位でコントロールしている。学校のクラスが爆発的に増えたりしない。その結果、パチンコがある交差点を中心にした街は、今ではオシャレな店が並ぶ憧れの地名と人気学区に変わった。パチンコ屋の跡地はイタリアンの店と塾とマンションになった。

最近はリノベや建て替えも扱っているらしく、高齢になった夫婦は引っ越して、子供夫婦が引っ越してくる、そんな新陳代謝もコントロールしているっぽい。近所のみよし市が日本一若い街だが、より狭い範囲で見るとみよし市よりうまくやってるかもしれない。景気の良いことである。

今日はやる気悪くなかったのだけど、久しぶりに晴れたから公園を散歩。紅葉の見頃を見逃したな……という感じなので、サッと抜けて隣の神社に。日没までで閉門なんだけど、今日はなんと16時。早かった。散歩すると、ここ数日のモヤモヤして鬱屈した感じが取れてきた。散歩、すればするほど良いことを知ってるのにお風呂よりもハードルが高い。