渋谷で働く社長のブログみたいな嫌味が出てしまうタイトルになってしまった。こんにちは。アドベントカレンダーを書きかけだったことに驚いちゃうね。
ワクチンは3回打ってモモフです。最後は多分3月に打ってる。
家にあってラッキー & 欲しかったもの
品物 | コメント |
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測定が早い体温計 | 今の生活でよく体温測るからあらかじめ買っておいたらベリーよかった |
解熱鎮痛剤 | バファリン。ワクチン副反応対策であった |
冷えピタ | ワクチン副反応対策であった |
のどぬ〜るスプレー | 新コロ後遺症*1みたいな時に買ったやつ |
龍角散ののどすっきりタブレット | 友達に頼んだ。飴と違っていくらなめても口内炎にならないのが良い |
咳止め・去痰薬 | コロナ後処方されたけど普通に前からあっていい |
喉痛薬 | 喉、めちゃ痛くなるので絶対欲しい。処方されたものと同じ成分が入ってるのはペラックという商品でいいらしい |
ウィダー | 友達に10個買ってもらったしUber Eatsでも頼んだ |
蒟蒻畑 | 蒟蒻畑ならなんとか食べられる、そんなときもある |
自転車 | いざとなったとき、シェアって無力 |
流れとか
先週の月曜日(発症初日)
喉の違和感、倦怠感発生。熱を測ると37.5℃。寝て様子を見る。
火曜日
起きた時点ではそこまで悪くないので、二度寝して様子を見る。喉の苦しさがどんどん向上。寒気もするも冷房を消すことも忘れて横になる。夜測ってみると39.7℃の超高熱。起きているのが辛いが寝てもやはり辛い。立つのもなかなかしんどく、なんとか水場にたどり着くみたいな感じに。咳は少ないが、出ると非常に痛い。
水曜日
火曜日から変わらず。このあたりが一番しんどい期間。食事も、食べたら吐きそうで怖かった。
これは新型コロナだなと、発熱外来を調べてみるが、相談センターに電話しろとあり断念。電話できるほど喉の状態が良くないのである。というか喉どころか外に行ける気が全然しないほどの最悪の体調。確かリモート診療が解禁されてたはずと思って色々調べたら、訪問診療のファストドクターというアプリがあったので、今すぐダウンロードして呼んでみようとするも「夜間休日の」と書いてあって、今は平日昼間では……?と数時間混乱していたら、第7波対応で呼べません表示に切り替わってしまった。鯛を逃してしまった瞬間である。なお、ファストドクターは記事執筆時*2は見てみたら往診受付中になってた。今、苦しい人はどうぞ。
木曜日
少し回復して38℃になった。自分の場合、体温と体調は一致しているようだ。23時前に病院をWebから予約した記録が残っているので、たぶん夜には外に出られる気がしたんだろう。病院は土曜日の午後の予約。かなりハイテクな病院で、モダンなUIから予約ができるだけでなく、事前問診をWebで行った。
金曜日
ギリギリ熱があるライン、37.5℃。眠気はすごくて合計すると12時間以上寝ているはず。木曜までは起きている間に映像を見るのも辛かったのだが、この辺からは大丈夫になってスプリガンとか見てた気がする。友達から土曜日に支援物資持ってくるわ〜と言われたので、上記の友達に頼んだ系のやつを頼んだ。
土曜日
平熱に。友達の支援物資来る。めちゃくちゃ助かった。持つべきものは友。
発熱外来にレンタサイクルで漕いで行く……が、まず外出た瞬間ノーマスクの陽気なカップルがうろついてるし、レンタサイクルが小型モビリティに侵食されて家の近くだけエアスポットで少なくて探すのが大変。うちの区が小型モビリティ特区であることを呪った瞬間である。こっちは免許がないんじゃ!
なんとか確保した自転車で、発熱外来のある駅近くまで来てみたら、夏休み始まって若い人の山、山、山。パラレルワールド?医院の建物一階のファストフードには行列があって、エレベーターも人たくさん。発熱者として他人となるべく距離を取りたいが不可能だった。この日唯一共感出来た相手は発熱外来の待合でぐったりと足を投げ出して待ってた女の人だけ。辛い状況で来れて偉い。
発熱外来、かなり狭いクリニックで頑張って発熱とそうでない人を分けていてるけどいかんせん狭い。先生も普通にマスクしているだけだし、PCR受けたいですよね?て軽く聞かれるだけだし、ハイテク精算機も同じもの使わせるし、薬も1階下の薬局で手に入れてねって感じで陽性患者そんな扱いなの〜と思いながら薬局は家近くに行こうと思って帰宅したら薬局閉まってた。
おそらく事前問診システムを使ったせいで「電話診察使用料」という受診料が自由診療として500円かかっていた。こっちとしてはカルテに直接入力して差し上げたようなものじゃないかと考えると、銀行に例えるなら窓口手数料じゃなくてATM使ったらより金かかるようなもので意味不明だヨ〜ってなった。だいたい電話診察じゃないし。チャットで聞かれるみたいなインタラクティブなこと一切起きてないし。使わない方が安く済んだわけでしょ。
日曜日
土曜日に自転車漕いだせいで疲れが出たらしく、前日比で体調悪化。もっと近い発熱外来探すべきでしたね。昼まで寝てたらPCR検査結果の電話を取り逃がす。メールで電話しろって書いてあったんで電話するもまーったく繋がらないので、メールで教えてちょと頼んでみたら閉院間際に向こうからかかってきて陽性ですってなった。まぁその前にSMSで保健所から案内来てたんだけど。My HERSYSっての来るよ〜て友達から言われてたし、クリニックでもらった紙にも書いてあったけど来なかったね。No HERSYSでフィニッシュ。
月曜日
薬もらわねばと近所の薬局にLINE。処方箋LINEするとやっといてくれるんですよねこの薬局。ついでにコロナ陽性なんですけど、どうすれば?と伺い立てたらデリバリーしてくれた。大した薬ではないのちょっと高いなと思って明細見てみたら「在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料(対面による場合・臨コ)」で500点ついてて合計690点。ほとんどデリバリー代てことだった。なるほど。一番ゴツい格好は薬局の方でした。
神奈川県民横浜市の友達はコロナだと薬タダなんですよと言われてタダだったらしいけど、東京都渋谷区は違うようです。
こうしたら良かった
- 最初に書いた家にあってよかったもので買ってないもの全部買ったほうがいい
- 特に喉対策の薬と商品
- ひとり暮らし対策
- 近所の発熱外来を知っておく
- 訪問医療の窓口を抑えておく(ex.ファストドクター)
- リモート診療できるか確認
とにかく医療に繋がらないとダメ
大雑把に言うと下記のようなツイート見かけて影響されたけど、病院行ったほうが良い。特に渋谷区の場合は。
発熱外来行っても解熱剤渡されるだけだから、解熱剤買って、薬局で検査キット買って検査結果を陽性者登録センターで登録してもらったほうがいい
まずこの陽性者登録センターというものが地域限定。渋谷区は陽性者登録は必ず医者が診断下して、という流れ。そしてPCR検査しての陽性の方が今後の扱いが良い*3ので絶対やっておくべき。一瞬で死ぬほど体調悪くなるから病院行く気ゼロになって同調しかけたんだけど、直りかけでも行ったほうが良い。
ヨタ話
発熱外来と言ってもどうやら対応はかなりバラバラ。薬局にどう行くかも定まっていない。もう新型コロナ始まって何年経つと思っているのか。同居家族がいて自家用車がいる前提で組み立てられているようにしか思えない患者の想定ルート。
もともと医療アクセスが良いのが日本の医療の良いところではあるのだが、どこへ行けばいいのか情報の非対称性ができる。それを解消するために電話で聞くシステム(東京なら発熱相談センター)にするので、患者が増えると電話がパンクする。さらにはコロナは発生当初から喉の痛みが言われていた疾患なのに電話。チャットですべて出来るシステムも組んだら手話話者向け電話代行サービスもいらんくなるだろう。
場当たりのつぎはぎだらけな対応になっていて、そこから生じるいろいろな面倒くささに、多くの人間が医療に繋がれてないだろうし、取りこぼされていると思う。
もっと包括的な医療システムが作れるはず。外来から119番の間をさらにきめ細かくして、医療と人がシームレスに繋がる仕組み。人がどう体調変化しても医療を受けることが出来る世界。医療を受けたら、自動的に他の行政支援サービスも受けられる世界。まぁちょっとハーモニーの世界みたいだけど。世界的な厄災がきっかけてのもさらにそれっぽいが。