

香格里拉(シャングリラ)🚄麗江を高鉄で移動。1時間ちょいくらいの隣駅。線形はかなりよく直線でトンネルばかりって感じ。その割に160kmまでしか出さなくて、高鉄だよね?とはなった。スカイライナーと同じだ。なお、今回の旅程では160km以上出たことはない。中国の地下鉄でさえ160km出しているところもあるらしいのに。



トンネルを出たら雪国だった的な体験は出来て、チベット族からナシ族(中華っぽくなる)に一気に家が変わった。屋根と瓦がいかにも中華っぽいのだ。先日の記事の通り、作りは同じなのだがデコレーションが全然違うので見た目はかなり異なる。


ミニコラム:民族衣装コスプレ大国
中国全体でそうなのだが、古城は貸衣装屋だらけで街全体がその地域の民族衣装*1コスプレ会場になっている。コスプレしたまま近隣の観光地にも行くのが当たり前になっている。
麗江古城



麗江は古城が有名な街で、古城全体が世界遺産だ。泊まった宿も古城内にある。盆地にあり水が豊富で、張り巡らされた水路と道で迷路のようになっており、美しい。天候に恵まれなかったが、天気が良いと雪を被った山も古城の背景に入って映えるらしい。ピークタイムは遅めの22時で、大きめな水路沿いの道はディスコ街でキラキラ輝いており、現代と過去が共存するある意味生きた古城だ。ノスタルジーに浸りたいなら昼間か京都か奈良に行ったほうが良いみたいな。同行者は夜の街であることに興奮していた。
ピカピカ古城
— ゆとくま (@qt-fb.bsky.social) 2026年5月13日 0:18
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古城クラブ
— ゆとくま (@qt-fb.bsky.social) 2026年5月13日 0:26
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中国SFアンソロジーで都会に疲れたITエンジニアが来て幻想的な雰囲気にハマっていく短編があった(内容うろ覚え)ので、水路が張り巡らされた街であることは知ってたんだけど、かなりギラギラしていて、あんまり疲れ癒す感じじゃなくない?て気も。とはいえ路地の雰囲気はよく、変圧器なども頑張って壁に偽装しており偉いと思う。



廃止されて使われてない改札が古城区全体にあり、不思議な印象を残している。
木府
麗江を支配していたナシ族の族長、木氏の館である。洪武帝の書が入口に額装されてたりしており、中原の王朝の支配下にあったことがよく分かる。裏山まで行けるのだが、そこから古城を見下ろすと、木府だけ瓦の色が異なる。木氏の権力の強さが分かって面白い。ここで試飲させてくれる普洱茶がうまく、買いそびれたのがもったいなかった。このあとめちゃくちゃオシャレなカフェで飲んだ普洱茶があまりにも残念な味だったので、尚更。






中国観光してみてどう?
大変な部分
中国以外の東アジア人も欧米人もほとんどいない感じだ。中国全体でそうだが観光地でも英語できる人が少なく、諸々のシステム(決済、公共交通)も異なるので苦労する。まぁ中国語できる東アジア人の場合、中国人と見分けがつかないのでもっと居たのかもなのだが……。
システムの違いを吸収する時間が必要なのだが、中国に慣れた同行者がせっかちで常に焦っており、中国のシステムに合わせ切れないのを煽ってくるのでかなりイライラした。同行者の勧めの香港SIMがたまに切れるんだが、それでイライラされるもんで……。それはともかく、インターネットも別世界で日本がかつてガラパゴスと言われたが、今となっては中国の方がガラパゴス。
安いおんぼろホテルのエレベーターにデリバリーロボットが乗り込んできたのはオッ!てなったけど、正直ガラケー全盛時代の日本の方がテクノロジー変な国としては面白いかなって感じだ。あとプロパガンダ。
ラオスとも共通するが博物館でマップがないことが多く、チケット売り場で渡されがちな日本や欧米との差を感じる。ちゃんと探せばあったかもだが同行者がやはりせっかち過ぎてすぐに順路進もうとするのでなかなかうまく見つけられなかった。
久しぶりの中国(10年ぶりくらい?)だったんだけど、トイレの状況はあまり良くなっておらず、厳しいな……となった。
良かった部分
食事は全く問題なかった。まぁ地理的に近いしね。米麺良い。ハンバーガー屋に入ったら辛めのチキンバーガー出てきてよかった。

雲南名物のキノコの火鍋は想像できる味で、知らんキノコとかあり食感の面で新鮮ではあるのだが、正直そこまで。大水車の裏にあるギラギラした、しかし老舗のレストランで食べた、魚を煮た料理とキノコの炊き込みご飯はとても美味しく、オススメだ。壁自体がLEDビジョンでクラゲが浮いており、下ではギター演奏があった気がする。
大水車のレストラン
— ゆとくま (@qt-fb.bsky.social) 2026年5月13日 0:27
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社会科目が得意で教養があるので、玄関に掲げられた書に皇帝の名前を見つけてこうやって中央の権威を元に支配してたんか〜と納得したり、共産党の長征なんとか像があったので、あー国共内戦の長征の時に雲南省も寄ったのね、とコメントしたらよく知ってんねと言われたりしました。現代に近い順でいいから中国の歴代王朝と年代を把握していると、これは明代だから比較的最近完成したんだとか分かって良いですね。
木府は道教の大きな建物がありつつ、チベット仏教の経典もあるし、私的な家の方には仏像が置かれていて、いろいろな宗教が並列していた。これが日本に混ざって伝わるわけかーという感じがあった。中国の一部だったり独立していたりさらに周りの国の影響があって……という経緯もよく分かり味がある。
帰国してから、日本人嫌われてるんじゃないの?ってよく言われたけど、まったく実感することなかった。普通に外国人には分からんかって感じで教えてくれたりして優しかった。ホテルや宿、レストランの人も親切な人ばかり。QR決済慣れてないよね〜的な感じで待ってくれたり。どちらかというと空気を読みすぎる日本人が勝手に中国人を嫌ってるて印象だな。同行者もそういうタイプだし。
我が国がシステムに人間を合わせるタイプの国に対して、中国は正反対で人間だからそうなるよねってところでは無理しておらず、自然な場所にゴミ箱がある。まぁ我が国側の方が珍しくて変な国なのだが。ゴミ箱はたくさんあるほうが良いのだが、一方でシステムに合わせ切ったときに滑らかに動く歯車になれたことに快感があるのも事実で、帰国すると歯車になって安心する自分がいる。
人間だもの感があるはずなのに自由がなく少数民族に寄宿学校制度を強要しているのは怖いですね。朝日新聞のポッドキャストで、クーデター時に殺されないためには殺そうとしてくる相手に対して人間である感を出すこと、と言っていた。つまり、システムによってようやく人は人を殺せるということ。なので、悪いシステムである中国共産党の一党独裁が終わって民主化することを祈っております。
大変な部分が多いので外国人観光客が少なく、日本人も全然おらず、エキゾチック感はすごい。漢字も読めるし顔も服装もそんな遠くないのに……!実際中国のインターネットと我々のインターネットはパラレルワールドなわけだけど、現実空間もパラレルワールド感があり、そこに良さがあるのは否定できない。
*1:なぜかチャイナドレスとかもありかなり適当

















