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スマートフォン以前のお話

flick!というスマートフォンタブレットの雑誌が本屋にあった。最近たくさんあるiPhone/Androidの使い方ムックがシーズン毎に出る雑誌になったようなもの。わりと面白く読ませてもらったんだけど妙に懐かしい感じを受けていて、なにかっていうとPDA時代に同じようにコンピューター系雑誌 or WebのPDAの記事にワクワクしてた感じを思い起こさせるからだった。
当時は本当にガジェッドオタクしか使わないし興味を持っていなかったPDAが、スマートフォンに名前を変えて一般人に浸透してしまっている状況になってしまったね。PDAを見た時に、データベースと計算能力のあるものを身近に持つことに覚えたワクワク感は間違っていなかったなー。とはいえ、スマートフォンキラーコンテンツはデータ通信機能で、自分も一番使うのがSNSの閲覧なのに昔から携帯嫌いなので先見の明はない。
ところで、PDAという単語はWikipediaによるとアップルのニュートンを指す言葉として出来たらしい。PDAスマートフォンもアップルが作ったのねー、とすっきりしてしまうんだけど、PDAというと90年代〜00年代前半に盛り上がったPalm OS搭載機のイメージが個人的には強い。今思うとiOSPalm OSにそっくり(アイコンが並ぶホーム画面とか)で、さらに元を辿るとどこが正統になるんかしら。というのはともかく、CLIEっていうブランドでソニーPalm OS搭載端末を出していたことがあり、元のPalmはシンプルでアメリカンだけど、CLIEソニーのおしゃれ感がミックスされていい感じになってたりした。欲しいなーと思ってたけど中学生が精一杯貯めたお金はソニーCyber-shot Uていうめっさちっこい100万画素のデジカメに消えていった。
その後アメリカでPalmスマートフォンに転身を図り、日本でCLIEは発売中止。アメリカではスマートフォン、日本ではガラケーの進化が原因。PDAのポジションってひとり一個で良くて、絶対持ち歩く携帯電話にPDAの機能をつけられたらかなわんてことやね。Palmスマートフォンに転身を図ったのは良い選択だったけど、ブラックベリーにやられてしまったと思ってたらiPhoneAndroidの隆盛。起死回生のWebOSを作ったけど当たらず、結局HPに買収された。波瀾万丈な法人生で大河物語作れるね。ソニーはというとSCEがゲーム事業からCLIEの持ち運ぶエンタテイメントという部分をアプローチし、ソニエリとして携帯を出しつつAndroidに。いつのまにかそのふたつが合流してXperia Playになってたりする。Xperiaを眺めてるとどこかCLIEの雰囲気がしてくる気……が。あ、myloてのがあったね。
10年後には昔はiPhoneって画期的な製品がーと書いている気がする。