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Amazonのウィッシュリストからモノを貰える人間、貰えない人間

世の中には2種類の人間が居る。Amazonウィッシュリストをネットに載せてモノを貰える人間と貰えない人間だ。
周りを見ているとこのふたつの人間の格差がで助長されているようで怖い。大体モノを貰える側の人間というのは、非ネットの世界でもモノを貰える側、もっと言えば誕生日を覚えてもらえる側であって、そういう人間がさらにネットでモノを貰えてるように見える。
金銭的に格差が生まれるという書き方をすると生々しいのだけど、要は現実世界でもネットでも軽く済まされるそういう「キャラ」というものが実際結構経済的なところにも関わってくるわけで、幸福度なんて日本ではある程度経済状態と比例するわけで、世の中って不条理だなぁと思わざるをえない。顔もそういうものだけど、良い顔というものに対する人の行動はよく知られているのに対して、キャラはあまりそうでもないんではないか。
顔なら、まさに「顔の美醜について」というタイトルの短編をテッド・チャンが出していて、脳の顔の美しさを判断する部位に対して人為的に脳挫傷を起こす処置の広まりかけた状況を描いている。その処置はカリーと言うのだけど、それを大学で強制するかどうかを巡っての学生による投票があって、その選挙戦を巡って複数の人物がカリーについて独白するというあらすじ。この話も面白いのだけど、テッド・チャンの他の短編も大変おもしろいので是非。以下の本に収録されております。

顔だったら美人とかイケメンに嫉妬だし、キャラだったら人気者への嫉妬、妬みだよ、それはって言われたらそのとおりだと思う。ただ、たまに人気者だからこそある人脈のようなものをセーフティネットとして語る人がいて*1、それを聞く度に、人気者じゃない人に生きる道はないのかなぁって思う。となると、僕は縮小する経済の中で仕事を奪い取ってお金を稼がないといかんのねという結論になってしまい、働くのはそれなりに好きだけど身体を壊したくないし……って感じである。
かわいい女の子はチヤホヤされて羨ましいって話でした。

*1:地域社会で、友人同士で、助け合うとかも実際はそういうことだと思う