ズから生まれたボラことズ・ボラなので家電を買うときは必ず「お手入れ」がどの程度かを調べています。最近の家電、例えば炊飯器や掃除機は高級機種ほどパーツが増え、複雑化・大型化してメンテコストが上がり、QOLが落ちる逆転の法則があったりします。炊飯器の場合を図式化してみました。
ワクワクして買った高い家電が死ぬほどメンテがめんどくさかったら開発担当者を校庭裏に呼び出したくなりますよね。ではどうやって負の側面たるメンテコストを見抜くか。今回はその方法をまとめました。
取扱説明書をダウンロード
メンテコストを見抜くコツは「取扱説明書をダウンロード」です。インターネットがあってよかったです。お手入れページで見るべきは、
- ページ数とイラストの複雑さ
- パーツ点数
- メンテ方法(水洗い、乾拭き)
- 頻度(毎回なのか月1なのか)
あたりです。複数見るとパッと見でめんどくささが分かってきます。
炊飯器で考えると、洗うべきパーツが3点しかない最下位機種の評価が高い一方で、パーツがめちゃくちゃ多い上位機種の評価は低いです。象印は最上位機種でお手入れカンタン!パーツ3点しか洗わなくていいよ!って言ってるんですが、最下位機種と同じ数でかつ、それぞれのパーツの複雑度が段違いですからね……。
せっかくなので象印の炊飯器、2018年時点での最上位機種と最下位機種のスクショを置いておきます。
ページ数にして2倍です。高い炊飯器はじゃじゃ馬なのです。
ググる時のコツ
ところでググってレビューを見れば?という意見もありますよね。ググる時は「画像検索で素人の撮った写真を探す」がコツです。普通にキーワード検索したら、アフィブログや記事広告が検索上位に入っているのが2018年地獄のインターネット。ただ、アフィブログやレビューサイトは宣材写真で明らかプロの手がわかるので画像なら一瞬で区別できるっちゅーわけですね。実際使っている人はお手入れの方法とかを書くためにそのパーツの写真撮ったりしてますし。
最近はYoutubeも探したりしてます。仕事で丸ノコ買ったんですがYoutuberのレビューが一番よかったですね。
実例と余談
最近買った加湿器は、下記ステップでした。
- 加湿器の種類をざっくりググって家電Watchとか価格コムの記事で把握
- お手入れカンタンとどの記事でも言われるスチーム式を第一候補に、その他の方式のお手入れ方法を調べる
- その他の方式が死ぬほどめんどくさいことが分かったのでスチーム式一本に
- 三菱重工と象印の取説を見る
- 三菱がその他方式と変わらず死ぬほどめんどくさいやつなので候補から外す
- 象印の加湿器を店頭で最終確認し購入
象印 スチーム式加湿器 EE-RN35-WA ホワイト 木造6畳 プレハブ10畳
- 出版社/メーカー: 象印
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
電気代高いらしいんですが、水を入れる以外の手間は、月1度クエン酸を入れて沸かすだけと、メチャクチャ楽です。電気代を払うとフィルタ交換やタンク清掃で汚れにまみれるのを天秤にかけたら、圧倒的に前者でした。
はい、余談です。家電買う時に取説を読まない人がほとんどだと思いますが、読んだ方が良いです、取説。取説のダウンロードってメーカーによってはしづらいので、ここがダメって例あげますね。
- ダウンロード時にやたら規約を読めみたいな無駄ステップを挟む
- 製品紹介ページにリンクがない
- 型番からしか検索できない
- 検索時に商品画像が出ない
これの逆をしているメーカーの評価は高いです。そもそも高級機種のメンテコストを下げたほうが評価高いですけどね。今後も全力で手を抜いていきたいです。