全戸配布で届いたアベノマスクが汚れていた

アベノマスク*1が配布されている唯一の都道府県である東京都の渋谷区在住なのですが、届いたのは良いのですが汚れていたんですよね。マスクを郵便受けに確認したのが4/26です。

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2枚とも明らかな汚れがあるし、無数の白以外の色の糸くずがついてて不衛生でした

アベノマスクの汚れ問題は、先行していた施設と妊婦向けマスクでさんざん突っ込まれたからなのか、全戸配布の方は取り上げられてない印象です。渋谷区ならマスコミ関係者結構住んでると思うのですが、話題になってないのを見ると意外と汚れついてないんでしょうか。レアだったのかなぁ。

我が国のガバガバガバナンスぶりは報道で知ってたいたのですが、頼んでもない不衛生なマスクという形として我が家に現れてくるとは思わなかったですね。

*1:一応政府の正式名称探したんですけど謎だったのでやめました

冬物のコート・ダウン・ニットの洗濯時の注意点

冬物のコート・ダウン・ニットがご家庭で洗えると気づいて洗ってるんだけど、毎年同じことに躓くのでここにメモしとく。昔書いた洗濯に関する記事とかぶる部分もある。

ドラム式じゃない洗濯機でも楽したい - ゆうれいパジャマβ

洗い方

  • 汚れている面を表にする
    • ex. 袖リブの部分のみ裏返し
  • 汚れている部分には直接洗剤を塗る
  • 洗濯ネット1枚に1着ずついれる
  • ドライコースを選択
    • 洗剤は中性洗剤
    • 柔軟剤は不要

全体のTips

  • なるべく同じボリュームの服を3つずつ洗濯する
  • 一度にたくさん洗濯しようとしないほうが良い

脱水時の注意


冬物は水を吸いまくって重くなり、洗濯ネットにより形が保たれてめちゃくちゃ重い塊になる。そうすると、洗濯機を破壊するような動きになってしまい、洗濯機のセンサーが発動して脱水が止まりがち。そんなときの解決策。

  • 洗濯ネットから外して底面に貼り付けるように広げる
  • 1枚1枚脱水すると確実
  • 同じボリュームの服3つだとバランスが取れて洗濯ネットOKの時も

乾燥Tips

うちの環境の話だけど、天日干しとか他の環境でも流用出来るかもしれない。

  • メイン:浴室乾燥
    • 乾きにくい部位(袖、裾、フード)をピンチで挟んで上に持ってくると良い
    • 一度にたくさん干すと乾きにくい
      • 洗濯し始めてから完全乾燥まで6時間くらいかかった
    • ニットは平干しネットでやると物理的スペースが限られる
      • 大きさにもよるが4つずつくらいが限度か
  • サブ:内部にハンガーをかけられる縦型洗濯乾燥機
    • ハンガー乾燥が一番早いので一番乾かないやつを順番にぶち込むのが正解

加湿器を巨大化したら酷くなった結露にサッシ枠断熱テープと珪藻土ブロックで対抗した

経緯

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今シーズン出た新作の象印加湿器(EE-DA50)デザインも一気に良くなった

この記事(家電のメンテコストの調べ方 - ゆうれいパジャマβ)で買ったスチーム加湿器なのだが、一晩加湿容量が持たないので大型化した。象印の加湿器はサイズによってフットプリントが変わらないので設置面積は小型機種と変わらない。つまり、そのまま置き換えが可能だ。そして大きくなったことで水の投入口が上に来たので、操作や水の入れ替え時にあまりかがまなくて良くなり、腰への負担が下がったのは大きなメリットだった。デザインもいきなりオシャになった。今加湿器買うならこれ一択だ。

象印 加湿器 ホワイト ZOJIRUSHI EE-DA50-WA

象印 加湿器 ホワイト ZOJIRUSHI EE-DA50-WA

  • 発売日: 2019/09/01
  • メディア: ホーム&キッチン

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結露水を吸った様子

加湿器を大型化して一晩加湿できると結露が酷くなった。今住んでいる部屋は、SANAAか?ってなるぐらいガラス張りで、巨大な窓とサッシ(アルミ製)があり、そのサッシがビシャビシャどころかプールになっていて、サッシの水をスポイトで吸って塗装用ミニバケツに入れてみたら20ccあった。結露水20ccである。これはちょっとということで対策することにした。

対策

窓ガラスについた水は気にしない。問題はサッシに溜まった水。求めるソリューションはその水を自動で片付けてくれることだ。

サッシ枠断熱テープと珪藻土ブロックで出来た。今季一番の冷え込み(最低気温:-2度)がこの前あって、結露水プールは出来たが、放置しても消える程度だったので結露に勝利したと言っていいと思う。合計で1万円超えたので加湿器並みだが、毎日の拭き取る手間が消えるなら、シーズンで1万円は安い。

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サッシ枠断熱テープ(ブロンズ)と珪藻土ブロック。

サッシ枠断熱テープにうっすら結露している?してないときの5億倍マシ。

サッシ枠断熱テープ

後から分かったのだが、体感として結露水の発生源は窓ガラスよりアルミサッシの方が大きい。ガラスとアルミの熱伝導率の差を考えれば当然なのだが、アルミサッシそのものからかなりの結露水が発生していたのだ。軽く検索してみると、ガラス部とサッシ部で、7:3〜6:4程度の割合で熱が逃げているらしく、面積比で考えるとサッシを対策するのが良い、となる。

対策するなら水を吸い取る系ではなく、まず断熱したほうがいいということでサッシ枠断熱テープとなった。ニトムズから出ているこれを買ってひたすら貼りまくった。ここは面積的に少ないから良いだろうと思って貼らないところが結露プールになったりするので注意して。そして断熱にも効果があるので部屋が暖かく&涼しくなってハッピーである。

幅が40mmと16mmの2タイプ、色がホワイト、シルバー、ブロンズの3タイプある。サッシ枠の大きさと色を見て買って欲しい。

珪藻土ブロック

溜まった結露水を保持するなら珪藻土だろうと思って調べたら最近は対策を謳った製品(なのらぼ 珪藻土結露取りセット)が出ている。

これは窓ガラス貼り付け式で、うちの網入りガラスには使えないので、普通にsoilの珪藻土ブロックを買ってきた。メーカーの正式名称だとDRYING BLOCK。こちらはサイズがminiと普通とLargeの3種類あるんだけど*1、miniは小さくて保持できる水の量があまりにも少ないので普通以上のサイズがオススメだ。保持できる水の量は当然容積に比例すると思うのだが、容積がサイズによって結構違う。

ということで、アフィリエイトはLargeにしておく。量としてはサッシ枠の幅分必要だ。あとこれを結露取りに使うのはメーカー推奨の使い方ではないので注意。水を吸っている状態だと脆くなっている印象があるので取扱に注意して欲しい。

おわりに

断熱的にガラス面も色々したかったのだが、網入りガラスは基本何も貼り付けてはいけない。悲しい。網入りガラスじゃない人は色々やって共有して欲しい。あとアルミサッシは滅びるべき。国は早くサッシにアルミを使うことを禁止しろ。まぁそういう厳しい環境の中で結露に勝利できたので満足である。

*1:売店によってはSML表記

スパークジョイと脳

こんまりの本質はモノひとつひとつに対してスパークジョイする(=ときめく)かどうかで、そのモノを残すかどうかを決めることである。それはNetflixのこんまりシリーズを見たり、本を読めば分かる。この本質、実は脳の仕組みと合っているし、さらにこんまりは片付けの順番を指定することでその脳の仕組みとの相性を最大に活かすようにしている。

脳の仕組み、特に感情を大雑把に解説すると、感情そのものを司る扁桃体と理性的な状況判断をする前頭前野という2つのモジュールがある。これらは外界から得た情報に対して並列に処理しているのだが、より素早く判断を出すのが扁桃体だ。一方で前頭前野はかなり処理に時間がかかるようになっているが、扁桃体の働きを制御し判断を修正する役目を持つ。感情は生存のために発達し、そのために高速に判断を下すと言われている。

下記参考記事の特に重要な部分を引用する。
感情はどこから? 実は生存をかけて脳が下した判断|ヘルスUP|NIKKEI STYLE

感情には、ものごとを「評価する」という機能がある。好ましい対象には好意的な感情、好ましくない対象には不快な感情が発生し、それによってその後の行動が変化する。感情を作り出す中心的な働きをするのが、扁桃体

そう、スパークジョイとは扁桃体の働きそのものなのである。だからこんまりはモノに手で触れることを勧める。それによって自身の感情に集中し前頭前野の横槍を防ぎ、自身の感情がモノをどう判断するかを待つのである。

こんまりメソッドで服を整理した時、買った時は見た目的に気にいったが、着ているときになんとなく不快になっている服(シルエットが崩れていくとか、ズレてくとか、単純に肌触りが悪いとか)をいくつか発見し、処分することになった。吊るしてあるがあまり着ない服たちだった。意識的に感情に集中しないと、買ったときに見た目が気に入ったという記憶に邪魔されてしまい、今まで捨てなかったのだなと気づいた事例だ。

さて、感情は誰でも持っているのになぜ片付かないか?という疑問が当然起きる。これに対する回答は、感情は常に評価を下しているが、それをモノを持つ基準に普通しないから、である。感情をモノを持つ基準に据えてしまったこんまり先生の慧眼はやはり素晴らしいものがあると言わざるを得ない。

こんまり氏のイノベーションのもうひとつは片付けの順番指定(服が一番最初)である。最も前頭前野の横槍を考える必要がないのが服である。というのも服はだいたいの人は大量にあり、代替可能性が高いので単純に感情のみに従って整理しても必要なものが残るからである。そして、大量に触れることでスパークジョイの感覚(=感情)を掴み、他のより前頭前野の横槍が大きいモノに対しても、そこを切り分けて判断することが出来るようになる。

前頭前野はストレスに弱いと参考記事に書いてある。前頭前野の働きが弱っているストレス時に感情に沿わないモノがあったら負の感情が出てしまうが、こんまりメソッドにより捨ててあれば、ストレス時でも負の感情が少なくなり、回復が早まるはずである。たぶんこれが、こんまりが主張するこんまり後に人生の成功を掴むという話なのかもしれない。

こんまり氏はスピってるという批判をしばしば目にした。しかし、スピってるのは感情を元にしているのだから当然とむしろ言っていいかもしれない。論理的に片付けず、感情で片付けるからこそ、こんまりメソッドは片付くのだから。

おまけ

こんまり氏の書籍を読むならビジュアル多めのやつがオススメだ。スパークジョイとは関係ない畳み方とかは断然こちらのほうがわかりやすいからね。理論のエッセンスも問題ない。

マンガで読む人生がときめく片づけの魔法

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イラストでときめく片づけの魔法

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